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zoom RSS 『自分のための謀反と民のための都逃れ』

<<   作成日時 : 2017/08/06 12:00   >>

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2017年8月6日主の日礼拝式メッセージ要約
聖書    サムエル記下第15章1〜23節  司式者
メッセージ   『自分のための謀反と民のための都逃れ』
メッセンジャー  田中文人牧師

 今日の聖書箇所には、王位に就く野望を実現するために父親でもあるダビデ王に謀反を起したアブサロムのことと、国民の命を最優先するために、一旦、都を明け渡したダビデの様子が記されています。
 1.謀反の準備:アブサロムは、4年かけて周到に謀反の準備をしていきました。ひとつが、自分に力があることを国民に印象付けるために、軍馬と戦車、それに50名の兵を整えたことです。もうひとつが、国民の心をダビデから自分の方に向けさせ、盗み取ったことです。
 そして4年が過ぎた時、アブサロムは父ダビデ王にヘブロンに行き、誓願を果すために礼拝を献げさせてほしいと申し出ました。初めからヘブロンで自分が王になったことを宣言しようとしていましたから、これは、礼拝を自分の野望を実現するために利用したことになります。何より、主の名をみだりに唱えることであり、モーセの十戒の第三戒に明らかに反することでした。 一方のダビデは、全く無警戒でした。すぐにヘブロンに行く許可を出し、祝福までして送り出したのです。
 2.謀反の実行:すべて自分の計画通りに進めて行ったアブサロムは、200人の者たちを連れてヘブロンに下りました。そのうえ、ダビデ王の家臣のひとりだったアヒトフェルを招き、自分の側に付け、陰謀を固めていきました。この様にして、遂にアブサロムは、角笛を吹いて、イスラエルの王になったことを宣言したのです。
 3.ダビデ王の対応:この謀反を知ったダビデは、すぐに都であるエルサレムから出て行くことを決めました。あまりにも諦めるのが早い様に思いますが、ここにダビデの信仰による選び取りが表わされています。
 ダビデの決断の基準は、イスラエルの民を戦争に巻き込みたくないということでした。息子と一戦を交えたくないという思いもありましたが、それ以上に国民の命を守ることを第一にするならば、王のプライドを捨てることも、杉材でつくった高級な家を手離すことも出来たのです。
 この様に潔い決断が出来たのは、すべてを導いてくださる主にダビデが信仰によって信頼していたからと言えます。御心であるならば、また都に帰り、王座に戻してくださると確信していましたから、10人の側女もエルサレムに残したままにしておきました。
 4.都を逃れた結果:信仰による決断をしたダビデに神様はいくつもの恵みをあらわしてくださいました。ひとつが、彼に冷静な判断力を与えたことです。エルサレムを出ると離宮で立ち止り、みかたが何人いるのかを数えました。ふたつ目に、ダビデに従った者たちの中に、ガド人イタイがいたことです。彼は一日前にガドから亡命して来たばかりでしたから、ダビデは彼にも配慮を示し、エルサレムに戻ってアブサロムに仕えることを勧めました。ですが、イタイはどこまでもダビデに仕える意志をはっきり伝えました。イタイには600人もの部下がいましたから、ダビデにとって大きな励ましになったことは間違いありません。
 私たちが生きる目的は、自分の野望実現ではなく、「主の栄光をあらわすため」です。そのために、神様第一、隣人をその次、そして自分は最後にする歩みを願い出ましょう。そこに主は大きな祝福を用意しておられます。

(参考聖書箇所:Tコリント10章31節)

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