『ソロモンの栄華に優る祝福』

2018年7月15日主の日礼拝メッセージ要約
聖書    列王記上5章1~14節
メッセージ   『ソロモンの栄華に優る祝福』   
メッセンジャー  田中文人牧師

 ダビデからソロモンの代になったイスラエルは、国内は栄え、周辺諸国との関係も平和で安定していました。それは、ソロモンが、「どうか、あなたの民を正しく裁き、善と悪を判断することができるように、この僕に聞き分ける心をお与えください。」(列王上3章9節)と願ったからです。この願いは神様の御心に適い、神様は、ソロモンが願わなかった祝福も与えられました。
 1.領土の拡大:ソロモンの時代には、南はエジプトとの境まで支配しました。北東はティフサからガザに至るユーフラテス西方の全域、つまり、北はダンから南はベエル・シェバに及ぶ範囲です。これは、現在のシリヤ、レバノンからパレスチナの全土に至る地域です。これらの各国はソロモンに貢ぎ物を収め、平和で友好関係を結んでいました。
 2.食料の満たし:ソロモンのところには、上等の小麦粉だけでも日に30コル(約6900㍑、パンにして数万個)も納められました。普通の小麦粉は、日に60コル、肥えた牛10頭、牧場で飼育した牛20頭、羊100匹、その他にも鳥が多数ありました。これらによって、宮廷関係者だけでなく、全国民が養われました。
 3.知恵と洞察力、心の広さの祝福:いまから約3千年前、イスラエルから見て東の国々には、大変な賢者が多くいました。ですがソロモンノ知恵は、それらの人たちよりもはるかに優っていました。彼が語った格言は3,000、歌は1500首に達し、旧約聖書の詩編、箴言、伝道者の書(コヘレトの言葉)、雅歌等に収められています。また、動植物の洞察と知識にも富み、レバノン杉の様に大きなものから石垣のヒソプの様な小さなものまで、動物も獣類、鳥類、爬虫類に至るまで論じることが出来ました。そこでこれらの知恵に耳を傾けるため、あらゆる国から人々が送られて来ました。
 さらにソロモンには、「海辺の砂のように広い心」が与えられていました。ですから、3章に記されている様なふたりの遊女のどちらが本当の母親であるのかといった難問も、偏見や分けへだてなく聞き分け、見抜いて正しく裁くことが出来たのです。
 4.私たちへの祝福:上記の様なソロモンの知恵と国の繁栄を読むと、私たちにも同じ祝福が与えられる様に願いたくなります。ですが、イエスさまは、「栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。」と言われました(ルカ12章27節)。働きも紡ぎもしない野の花でさえ神様は絶頂期のソロモンよりも美しくされ、養ってくださいます(〃26節)。
 私たちが願う知恵は、この神様、イエスさまに信頼することです。それが、最大の知恵です。様々な心配事や課題は、主に祈って委ねましょう。私たちがすることは、「ただ、神の国を求め」ること(〃31節)です。毎日聖書の御言葉とメッセージで魂が養われること、そして示された聖句を日常生活の中でやってみることです。今週もすべてをご存じの主に信頼し、聖霊の導きによって、主の栄光を現わす歩みに遣わされましょう。
 (参考聖書箇所:マタイ6章33節、ルカ12章27~32節)
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