『約束通り祝福された神様』

2018年12月30日 主の日礼拝メッセージ要約
聖書    列王記上10章14~29節
メッセージ   『約束通り祝福された神様』   
メッセンジャー  田中文人牧師
 今日は、2018年最後の主の日(日曜日)礼拝式です。この一年、神様からどれだけ多くの恵みをいただいたでしょうか?それらを数えて感謝のうちに、新しい年に向かいたいものです。
 1.絶頂期にあったイスラエル王国:ソロモン王の知恵は、いまから約3000年前のイスラエル周辺諸国に伝わりました。そこでその知恵を確かめるために各国から大勢の人々がソロモンのところにやって来ました。彼らは多くの貢物を持って来ましたから、それだけでもイスラエルには多量の富が入って来ました。またソロモンは、通交税を課しましたので、その分のお金も得ることになりました。絶頂期には、年に金で22㌧にも及ぶ富で満されました。その決果、「ソロモン王は世界中の王の中で最も大いなる富と知恵を有し」ました(23節)
 2.富の源:この様な莫大な富を得ることになったのは、ソロモンが知恵者であり、賢く国を運営したからということだけではありません。そもそも彼の知恵そのものは、神様から与えられていました。ソロモンは、王座に着いた時、富や長寿ではなく、多くの国民を正しく治める「心」を神様に願いました。このことが御心に適い、神様は彼の願い通り、民の声を聞き分ける心と治める知恵を与えてくださいました。そして、それらに加えて彼が願わなかった富も約束されたのです。この約束を神様は確実に果してくださいましたから、これだけの富が国内にもたらされ、栄華を極めることが出来たと言えます。
 私たちにも神様は、約束されたことは確実に実現してくださいます。一年を振り替えるとき、「よかった!」「悪かった!」と言いますが、その基準は何でしょうか?キリスト信仰者の基準は、神様から与えられた約束が実際に与えられたかどうか、その約束に従って私たちが歩んだかどうかです。その基準でこの一年を振り返り、恵みを数えましょう。
 3.ソロモンの富の用い方:一方ソロモンはどの様にこれら莫大な富を用いたでしょうか?1)大盾と小盾を金でつくり、レバノンの森の家に置きました。(16~17節) 2)象牙の大きな王座を作り、これを精錬した金で覆いました(18節)。 3)飲食に使う杯や皿も金でした(21節) 4)多くの戦車と騎兵を持ち、各地に配置しました(26節)
 1)~3)は、本当に必要な金の使い方だったといえるでしょうか?「ソロモンは、エルサレムで銀を石のように、レバノン杉をシェフェラのいちじく桑のように」使いました(27節)。「いちじく桑」は質がよくない木材だったと言われています。つまり、金も銀も価値が下がることになりました。何より、4)の様に、ソロモンは富を軍備のために使いました。
 富(お金、経済)第1、軍備優先に走るとき、その国は弱体化していくことになります。ですから、この時が絶頂期で、11章以下は、衰退していったソロモン王とイスラエル王国の記録になります。
 4.私たちが願う富:イエスさまは、「富は、天に積みなさい。そこでは、虫が食うことも、さび付くこともなく、また、盗人が忍び込むことも盗み出すこともない。」と言われました。(マタイ6章20節)お金や富それ自体が悪いのではありません。私たちの心がどこにあるかが問題です。心が富に執着しているならば、祝福からは遠くなります。一年を終え、来年を望み見るこの時、「天に富を積むこと」について、御言葉から聞き取りましょう。そして、御心に適う願いと祈りをする中で、新年を迎えましょう。
 (参考聖書箇所:申命17章16~17節、マタイ6章19~21節、Ⅰテモテ6章17~19節、Ⅰヨハネ5章14~15節、)

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