『最後の妨害とネヘミヤの対応』

主の日礼拝式メッセージの要約
2016年6月19日
 聖書  ネヘミヤ記第6章1~19節
 メッセージ 『最後の妨害とネヘミヤの対応』
 メッセンジャー  田中文人牧師

 エルサレムの城壁修復工事は、あとは、門を取り付けるだけというところまで来ました。このことを知った妨害者たちは、ついにネヘミヤの命を狙う計画を実行に移して来たのです。今日の聖書箇所をテレビドラマや映画にするならば、クライマックスになるでしょう。

 1.執拗な妨害: ネヘミヤを暗殺しようとしたサンバラト、トビヤ、アラブ人ゲシェムたちは、オノの谷までネヘミヤを誘い出そうとしました。ですがネヘミヤは、自分の命が狙われていることに気付き、城壁修復工事を中断して、30~50㎞も離れたオノの谷まで行くことなど出来ないと返答しました。ですが彼らは、四度も繰り返して同じ様に誘って来ました。
 それでもネヘミヤが応じなかったので五度目に彼らは、ネヘミヤが、ユダの国の王になろうとしていると、根も葉もないことを開封の手紙にして書き送って来たのです。既に他の多くの人たちもこのことは知っているということをネヘミヤに知らせる意味で、手紙を開封していたのです。この内容についてネヘミヤは、はっきりと彼らの企てであり、事実ではないことを書いて返しました。
 ところが次に、ネヘミヤが、メヘタブエルの孫でデラヤの子であるシェマヤの家に行ってみると、シェマヤは、ネヘミヤの命を守るために、神殿に一緒に隠れるように勧めて来ました。ですが、これも、トビヤとサンバラトにシェマヤが買収された計略でした。ネヘミヤは、女預言者ノアドヤや他の預言者たちまでもが彼らと一緒に自分を信仰の面から民の信用を失わせようとしていたことまで見抜きました。そして、祭司ではないネヘミヤが神殿に入ること等出来ないことをはっきりとシェマヤに伝えました。
 今回も大きな危険から逃れたネヘミヤは、城壁工事に専念し、ついに、エルルの月(太陽歴では、8月)の二十五日に城壁は完成しました。

 2.的確な判断と対応: ネヘミヤが自分の命まで狙われる中でも、冷静で的確な判断と対応が出来たのは、1)城壁修復工事は、神様の御業であり、自分たちはただ用いられていることをしっかり弁えていたから(16節後半)、2)その主に信頼して、祈りを絶やさなかったから(9節)といえます。また3)主の召命に忠実に従う時、自分がすることは城壁修復工事であるところに立ち続けていたからです。
 これらの点でネヘミヤは揺らぐことがありませんでした。そこで、敵の策略も見破ることが出来ました。また、自分の命を守るのでなく、主の御心を第一としていましたから、神殿に身を隠すことも断わる事が出来たと言えます。

 3.私たちの信仰: 私たちも計画を進めていく時、何よりも主からの召命が必要です。その召命は、聖書の御言葉によって与えられます。聖句による確信が与えられたならば、どの様な妨害に遭っても、その働きに立ち続けましょう。
 その時私たちもネヘミヤの様に短くてもいつも祈ることが必要です。9節でネヘミヤは、敵が去る様に、自分を守ってくださるようにとは祈っていません。私たちも「神よ、今こそわたしの手を強くしてください。」と聖霊による力付けを願いたいものです。復活の主が、いつも共にいて、先立って歩んでくださり、計画を進めてくださいます。

 (参考聖書箇所 ローマ5章1~5節、Ⅰテサロニケ5章17節、)

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